私達の11棟温室では現在、マスクメロンが3万個以上、育っています。
これを1年間で3回ないし4回転。
私も、よく考えてみると「よくもまあ、こんなにもメロンをつくっているなあ」と思いますが、マスクメロンの未来のためにやり切ろうと覚悟を決めています。

高知県では冬場の野菜や果実の生産が盛んで、50年以上前から施設栽培農家の多い地域です。
理由として太平洋に面しており、冬場でも温暖で晴天日数が多い事があります。
他には高知県は森林率が全国NO1です。山が多いということは、地下水も豊富です。
雨の少ない冬場も心配ありません。
そんな環境でこれから冬場にかけて、フル活動で栽培を行っております。

今回は本日の温室の状況を一挙公開させていただきます。

メロンは成長がすごく早いので、素早い判断が必要な作物でもあります。
とにかく瞬時の判断が難しいし、頭がこんがらがってきます。

まずは苗の状況です。種まきから6日目と15日目です。今の時期は種まきから23日ほどで大きなハウスに移植します。

 

続いて、定植後4日目です。この頃は大きな環境の変化が直後なので出来るだけ優しく、一つずつ状態を見ながらジョウロで潅水していきます。酸素を十分に含ました水を使っています。

 

この状況はヤバイ?実は将来、立派なメロンになってもらうように、しつけをしているところです。水がほしいと言っているようでかわいそうですが、我慢、我慢。

 

次は誘引という作業です。
メロンの茎をまっすぐ上に誘導したいため、上から吊るした麻ひもを巻きつけています。3日に1回行います。
今日は作業の合間に、ダクトの取り付けも必要でした。
これは、二酸化炭素(CO2)を発生させて供給する装置につなぐためです。

お日様の光が少ない冬場は光合成をより多くさせるために行います。

 

 

トレーニングハウスの状態です。
ここでは経験の少ないスタッフがメロン栽培を覚えてもらうために、まずは小さな温室から責任を持って栽培してもらい、成長ステップ用の温室です。
とは言っても私が最終責任を持ってチェックしていますので、お客様を裏切るメロン栽培をするつもりはしていません。
最近まで天候が悪く思ったより葉や茎が大きくならなかったのですが、肥料と水のレシピを教えながらここまで大きくなってきました。

 

メロンの花です。
ミツバチでの受粉から2日でメロンの花がしぼんで、メロンの果実が大きくなっていきます。

 

網目発生のステージです。
大きさや品質がほぼ決まる時期なのですごく緊張する瞬間です。
管理を間違えるとメロンが真っ二つになったり、網目が出なくなったり、朝起きて温室を覗き、顔面蒼白になったことが数しれず。。。

お日様にお祈りしたい時が今でも何度もあります。

 

網目発生から8日後、このぐらいになったら一安心、この温室は状態も良く、大きくなりそうです。

 

収穫まで後2週間、もう少し大きくなって欲しいところですが?
糖度が高くなるような管理も必要です。

 

11月13日に収穫予定温室で後もう少し!
糖度の上がりとメロンの尻割れに気をつけて管理しています。

 

糖度検査です。種に近い部分と皮に近い部分の2箇所を取って測定。
他にも、硬さや苦味なども考慮して、収穫日を決定しています。

 

 

 

出荷業務は、ほぼ毎日あります。

日付指定のお客様用に個別にも発送しております。

 

スタッフ全員のチームワークがなければ成り立たないほど、タイトなスケジュールをこなしてくれておりますが、 必ず、「お客様に良い作品を届ける」という思いのもと、頑張っております。
今後はもっとお客様に寄り添った形で食べごろ指定などにも取り組んいきたいと考えています。