愛媛県立伊予農業高等学校でGAP講習をしてきました。

今回はベトナム実習生のソン君と一緒です。

依頼のきっかけは、2年前ぐらいに、私の行ったGAPセミナーを成高教頭先生が覚えて下さっていたことの様です。

 

今回は環境開発科1,2年生を対象にという事でどこまで説明出来るか未知数だったのですが、、、

まず、グローバルGAPの内容を知っていますか?
の質問では想像以上に知らない学生がいて焦りました。

ですので、高校時代の事を振り返り、農業高校で妻と出会ったことやタバコが嫌で部活をやめたこと、麻雀をやっていたことなど、

女子生徒もいる中、農業高校での思い出をゆっくりと話していきました。
これでちょっとは振り向いてくれたかなー?

他には、農家の収入とサラリーマンの収入を皆んなに聞いた所、先生が事前に教えているのかと思うほど、ほとんどの学生が正解でした。
まだ、高校1,2年生なのに、皆んな意識高いですね!

GAPの説明は出来るだけ易しくおこない、トータル1時間ほどで話をまとめさせていただきました。
その後の質問タイムには、良い質問をビシバシいただき、ちょっとビックリしてしまいました。
「コロナの影響で大変だったと思いますが心の持ち方は、どの様にしましたか?」や「温室や設備の費用はどのぐらい必要ですか?」
「メロン以外の作物は作ろうと思いませんか?」
などです。いいですね!

 

 

伊予農業高校の学科の説明をうかがい全学科ユニークだと思いました。

生物工学科は
豚を飼うことから、植物のバイオテクノロジーまで一緒学ぶことができます。それだけでは自分たちで売って、お金にすることが出来ないので、アイガモ農法で米を栽培し、米を売って稼いでいます。

園芸流通科は
愛媛でもメロンや果樹を栽培して自分たちで売っていますがパッケージデザインの勉強もします。

環境開発科は
土木から米を育てることです。しかも米でGGAPの取り組みをしています。土木と米作りが一緒になっている学科など中々無いと思います。

食品科学科は
ソーセージを作ったり食品などの成分分析、菌床培地調整などにも取り組んでいます。

生活科学科は
特産品の開発から、ファッションの基礎まで学ぶことが出来ます。

特用林産科は
木の伐採や植樹、きくらげなども栽培しています。自然循環型ですね!

 

学科の特徴を先生から教えてもらい、私達の頃とは大違いだと実感しました。
学科構成を含めGAPへの取り組みなど、つくづく良い校風を作られていると思いました。

 

休憩中や講習を終えた時に校長室で澤山校長先生と成高教頭先生とお話する機会を与えていただきました。

 

澤山校長先生の写真の腕前はプロ並みのようです。
自然の風景が主で、ちょっと珍しい所を撮影することが得意ということでした。
池に浮かぶ桜の花びらの写真には驚きました。綺麗ですね!

 

 

 

成高教頭先生は日本で最大かも?と言われている千町棚田の復活にNPO法人を立ち上げ、
うちぬき21プロジェクト

で活動されております。
その取組には脱帽の一言です。

今回、伊予農業高学校のGAP講習に呼んでいただけたことによって、私自身の世界が広がり、先生の情熱や、生徒意識の高さを感じる事が出来ました。

まだまだ、日本の農業は強くなれる!そう実感した1日でした。